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12月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

12月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

2025.12.3 相場動向
12月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

〇 石油化学工業協会がまとめた10月のエチレン生産量(速報値)は、45万2,300トンと前年同月比で9.1%増加した(前月比+5.1%増)。生産の増減要因は、定修要因等で10.9%増、稼働率変動で1.9%減となった。設備稼働率は76.2%と前年同月比で1.2ポイント低下し、2022年8月以来39ヵ月連続で90%を下回っている。前年同月の定修設備は1社・1プラント、当月はなしだった。各社、生産設備の集約など構造改革を進めているなか、中国のエチレンプラント増産の影響により日本国内のエチレン生産量は軒並み低稼働が継続している。

〇 メタノールの米国11月契約価格は$804~811/MT(10月$804~811/MT)。同スポット価格は$290~297/MT。依然として世界的にメタノール需要が弱いことに加え、供給が充分なためメタノール価格は下落。輸入通関価格は、ほぼ横ばいで推移したが、為替が円安になった影響を受けて円貨では上昇した。

〇 酢酸エチルのアジア市況は、定修を終えた大手酢酸エチルメーカーが生産を再開したことにより、供給過多な状況に加え需要が低迷したことにより軟調に推移している。一方の日本国内の酢酸エチル価格は円安の影響や海上運賃、陸上運賃の上昇を受けて12月は、11月比+5~8円/kg程度上昇する見込み。

〇 出光興産は、石油精製を手がける富士石油へのTOB(株式公開買い付け)を終え、11月5日に連結子会社となった。今回のTOBをもって両社は石油製品の生産能力の融通や、設備投資などで一段と連携を深める。袖ケ浦製油所と近接する出光興産千葉事業所を一体的に再編し、石油製品と新燃料の供給拠点を分担、将来的には両拠点をパイプラインで接続し、カーボンニュートラルセンターとしての機能強化も視野に入れている。

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