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8月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

8月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

2025.08.06 相場動向
8月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

〇 石油化学工業協会がまとめた6月のエチレン生産量(速報値)は、前年同月比で横ばいの35万8,300トンだった。生産の増減要因は、定修要因で4.6%増、稼働率変動で4.6%減となった。定修設備は2社中2設備(AMEC・水島、三井化学・市原)だった。設備稼働率は75.0%と前年同月比で1.1ポイント低下し、前年同月(77.8%)比でも2.8ポイント低下。2022年8月以来35ヵ月連続で90%割れ、2025年2月以来5ヵ月連続で80%割れが続いている。

〇 メタノールの米国7月契約価格は$798~798/MT(6月$781~798/MT)。同スポット価格は$307~320/MT。先般の中東情勢の緊迫化により、イランでは大半のプラントが稼働停止して市況が急騰した時期もあったが、その後再稼働し市況は下落した。7月の日本輸入通関は$320/MTと横ばいの想定だが、為替相場は円安により円貨は上昇する見込み。

〇 旭化成、三井化学、三菱ケミカルは、西日本に保有するエチレン設備2基を一体運営する新会社を近く設立する。新会社では既存のエチレン設備を1基に集約しつつ、グリーン化と最適な生産体制の構築を目指す。中国勢をはじめとするアジア域内の過剰供給により厳しい事業環境が続くなか、3社は設備のオペレーション力など蓄積しているノウハウを生かしながら、グリーン化の転換で先行し、次世代の石化ビジネスの構築を目指す。

〇 丸善石油化学は設備老朽化や法対応の厳格化を背景とする修繕費や定期設備費の高騰および物流コストの上昇を理由にMEKの値上げを発表。
10月1日納入分から実施で値上げ幅はローリーとISOコンテナは+25円/kg以上。ドラム、缶については別途協議する方針。

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