1月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。
2026.01.14 相場動向
1月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。
〇 石油化学工業協会がまとめた11月のエチレン生産量(速報値)は、44万9,500トンと前年同月比で4.9%増加した(前月比0.6%減)。生産の増減要因は、定修要因等で4.0%のプラス、稼働率変動で0.9%プラスとなった。設備稼働率は78.2%と前年同月比で0.6ポイント改善したが、2022年8月以来40ヵ月連続で90%を下回っている。前年同月の定修設備は1社・1プラント、当月はなしだった。
〇 メタノールの米国12月契約価格は$804~811/MT(11月$804~811/MT)。同スポット価格は$290~300/MT。イランプラントが天然ガス供給制限により停止した影響で中国へのメタノールが減少する見通しから中国市況は上昇した。欧米についてはメタノール需要が弱く、供給が充分なため市況は下落。輸入通関価格は下落したが、為替が円安になった影響を受けて円貨では横ばいで推移した。
〇 酢酸エチルの輸入品価格の上昇が止まらない。中国国内の主要酢酸メーカーが定修や計画的に生産調整・減産を行っていることで12月上旬から下旬にかけて酢酸価格は上昇している。これを受けて輸入品酢酸エチル価格についても連れ高。更に中国では春節(2月14日~23日)を前に需要が回復するとの期待感も上昇している要因。日本国内の輸入品の酢酸エチル価格については前述に加え、輸送費の上昇、円安の影響を受けて上昇傾向となっている。
〇 三井化学と出光興産は千葉地区のエチレン設備を2027年7月に出光興産の設備(37万トン/年)を止め、三井化学の1基(55万トン/年)へ集約すると発表した。中国企業を中心とした石油化学プラントの増産が進み、エチレンの内需が減退していることから、事業環境の変化に対応して設備を統合する。
両社は千葉県市原市にそれぞれエチレン生産設備を持ち、2010年に千葉ケミカル製造有限責任事業組合(CCM)を設立し、生産の最適化を目的にそれぞれが保有するエチレン設備を運営してきた。27年7月の集約後、CCMが三井化学の設備を共同運営する。
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