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相場動向

12月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

12月度原油・金属・為替相場動向を更新しました。

〇 経済産業省素材産業課がまとめた10月のエチレン生産量(速報値)は、51万9,100トンと前年同月比で7.1%減少した。前年同月の定修プラントは0基、当月は1基(出光興産・徳山)だった。
エチレン設備の平均稼働率は前月から3.3ポイント低下し96.1%となり、2019年12月以来10ヶ月ぶりに95%を上回った。

〇 メタノールの米国11月契約価格は$367~381/MT(10月$337~347/MT)。
同スポット価格は$320~334/MT。中東イラン勢のメタノールプラント稼働不調と、オレフィン市況高により、最大の消費先である中国のMTO(メタノールtoオレフィン)が高稼働を続けており、欧米・アジアのスポット価格は上昇している。
国際市況の上昇を受けて、10月の日本輸入通関価格は前月から大きく上昇。11月も更なる上昇が見込まれる。

〇 DMFの中国市況が急騰している。中国ではメーカーの稼働停止や減産が相次ぐ一方、ウレタン向け需要が旺盛で需給が逼迫している。
日本でも中国品販売元が9月から値上げ交渉に踏み切り、11月から新値に移行しているが、足元の一段高を受けて追加値上げの交渉に入っている。
また、三菱ガス化学も海外市況の高騰を理由に11月より30円/kgの値上げを発表している。

〇 酢酸エチルのアジア市況は堅調な中国市場と元高(対ドル)により続騰している。
これを受けて中国品の輸入商社は追加値上げ発表し、段階的な値上げを実施している。
最終的な値上げ幅は計20~25円/kgとなる見通しで、国内メーカーも中国品勢の動きを踏まえて追随する考え。


2020_12_16_oil.pdf

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